今回はジュニア(特に小・中学生)期のプロテイン摂取について書かせていただきたいと思います。
1、プロテインとは
2、プロテインを飲む目的
3、結局どうなの??(まとめ)
詳しい話を聞きたい方はこのまま順にお読みください。
簡単に知りたい方は1と3をお読みください。
プロテイン(Protein)=たんぱく質 です。
たんぱく質は三大栄養素と言われる
・炭水化物
・脂質
・たんぱく質
の一つです。
たんぱく質は身体の組織(筋肉、肌、髪、細胞などなど。)を作る栄養素になります。
要は大事な栄養素の一つという事です。
巷で言われる「プロテイン」とはそのたんぱく質を手軽にドリンクから摂れる「プロテインドリンク」のことを指すことが多いです。
では、大事な栄養素なのはわかりましたが、なぜドリンクから摂る人が増えているのでしょうか。
厚生労働省が出している食事摂取基準というものがあります。
(引用:※厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2015年版)』 )
例えば、12歳男性の運動レベルが高いと言われてる人は、エネルギーは2900kcal/日、たんぱく質は60g/日の摂取が推奨されています。(脂質は割愛)
では実際の食事でこのカロリー、グラム数を摂取するにはどうしたらいいのでしょうか。
(みんな大好き)カツ丼を例に出します。(笑)
こちらの栄養成分を簡単に算出してくれるサイト(引用:http://calorie.slism.jp/200046/ )で調べると下記のようになります。
エネルギー795kcal、たんぱく質24gです。
わかりやすくカツ丼だけで一日のたんぱく質摂取量を満たすならば、だいたいあと2杯半は食べなければなりません。(エネルギーで考えると3杯以上)
しかし、子供でカツ丼を1日3杯食べることは環境面や子供の消化能力を考えても現実的ではないかもしれません。
そこで手軽にたんぱく質とエネルギーを摂取できるのがプロテインドリンクになります。
特に運動をしているジュニア期は運動消費+成長する上でもエネルギーや栄養成分がとても必要になってくるため、それを補う為に摂取している方が多いようです。
最後はこういう悩みになると思います。
結局プロテインは飲んだ方がいいの??
という質問には、
経済的に余裕があれば飲んだほうが良いと思います!
と、お答えしています。
サプリメントはどうしてもお金が必要になってくるものなので。
しかし、ここで一番勘違いして欲しくないのは、
じゃあ、プロテインで栄養は補えるから食事じゃなくてプロテインを飲めばいいんだ!!
という発想です。
身体づくりのスペシャリストのボディビルダーからは、
あくまでもプロテインは補助、リアルフードが身体を作る
これはたんぱく質の「質」という部分やたんぱく質は糖質と摂取する事により、吸収率がより高まるという効果があるからです。
プロテインドリンクはあくまで科学の発展でできた人が創り出したサプリメントです。
大量のサプリメントを完璧に摂取していけば、”ただ“身体を作る。という意味では可能なのかもしれません。
しかし、食物にはたんぱく質以外のたくさんの栄養素があることはもちろんのこと、人間の生理的欲求を満たす「食べる」ということによる満足感や、食物連鎖から成り立つ食物を頂くという道徳的な部分もあります。
上記のような観点から、あくまでもプロテインドリンクは“補助”という立ち位置は変えてはいけないでしょう。
これを読んでる皆さんもぜひ上記のことご理解いただき、どう生活に活用するかの参考にして頂けたらと思います!
ちなみに!
私がオススメするプロテインはまた、後ほどサプリメント紹介の際に掲載したいと思います!
お楽しみに!!