#32 リーグ戦前半戦終了!

今年は、皆さんもご存知の通り新型コロナウイルス感染症の影響により、大きな変動があったシーズンでした。

備忘録として約6ヶ月のことを少し書きたいと思います。

●6月

シーズイン。

昨シーズン、試合が途中で中止になり、オフシーズンとなりました。

オフシーズは緊急事態宣言などもあり、ステイホームという人との接触を避けるため、家にいる自粛期間でした。

予定していた合流日も遅れ、スタッフはオンラインでもMTGをして準備をし、そして選手も含め合流からの流れをオンラインでMTGしてシーズインに備えていました。

そしてチーム合流日から、少人数グループに分け、活動時間を制限した活動が始まりました。

詳細はここでは割愛しますが、リングに対して1人、ボールも個人管理するなど、JBA、トレーニング関連であればNSCAなどのガイドラインを参考に、作成された自チーム用のガイドラインをもとに活動しました。

徐々に強度や活動時間を増やしていきました。

正解が誰もわからないので、試行錯誤しながらの活動でした。

常駐で勤務させて頂いているので選手の変化は感じ取りやすかったです。

●7月

様々なメディアでも書いてあるとおり、このときはまだヘッドコーチ(以下HC)とアソシエイトヘッドコーチ(以下AHC)は、国の渡航規制で入国できていませんでした。約1ヶ月の個々の身体づくりからグループでもバスケット練習に変わっていきました。

zoomを使ったオンラインでHC達と連絡を取りながら練習を進めてきました。

選手達は、意外と思ったとおりに動かない身体、もっと動きたいけど規制をしながら行う練習、、HCがまだこない、、などと、多くのストレスや不安のなか、6月から練習やトレーニングに励んでいました。

●8月

ここから感染対策を徹底しながら他チームも対外試合も始まってきました。

しかし、リーグ開幕を1ヶ月を切っても、まだまだ身体の面もバスケットの内容も未完成でした。対外試合でも久しぶりの試合に試合感を取り戻すのに数試合必要な感じでした。(あくまでも私目線)

試合を重ねるにつれ、少しずつ”バスケットボール”という形になってきたという印象です。

昨シーズンも途中で試合が中止になり、自粛のため自宅で過ごす日々が多く、練習が再開しても時間、内容、対人プレーなど多くの制限期間が長かった代償は思った以上にありました。

また、HCが来日できたら、、なんて思うこともありましたが、これは仕方ない出来事ですからね。

●9月

ついにリーグ戦開幕の月です。急ピッチで”チーム”づくりをし、リーグ戦を迎えました。

正直なところ、個人的には身体もバスケットの内容も「よし、大丈夫!」というところまでできていたかといったら、少し不安がありました。

不安はあったものの、あとは選手とバスケットコーチに任せるしかありません。

しかし、不安は的中してしまい出だしからかなり重い試合展開となり、結果、負けてしましました。

この敗戦から選手達もスイッチ入り二戦目からは連勝することができました。

photo by @denso_iris_official
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●10月

強豪トヨタ自動車さんとの試合が目前の試合がない週にHCが合流しました。

選手達も少し不安とドキドキなどがあったと思います。

初日にスタッフでミーティングをし、その後、選手とHCとの初めてのオフラインのミーティングが行われました。

そこで様々なことを確認し、重要な試合はすぐそこに控えているので重要なことを短い練習期間でかなり詰めていきました。

練習の雰囲気も大きく変わりました。

とても緊張感があり、ピリッとした空気です。

選手はHCから求められる高さについていこうと必死に練習していました。

そして迎えたトヨタ自動車さんとの1戦目。

勝利しました。

2戦目は惜しくも破れてしまいましたが、次へつながる試合でした。

photo by @denso_iris_official

その次のトヨタ紡織さんとの2戦目は昨シーズンのリベンジを果たし、2連勝することができました。

●11月

HCはセルビア代表の試合のため、不在になりました。このHCが不在期間にスタッフには選手のそれぞれの課題を改善し、達成するように指示がでています。

その課題を達成するために今は活動中です。

外国人HCとの活動は、コーチングなどとても勉強になることが多いです。
また、意見の違いももちろんありますが、それも勉強になります。

主に備忘録とチーム状況を詳細には書くことができないことから、内容が薄い記事になりました。

このような形で日々活動しています。

そして、今月末には全日本選手権の予選があります。

そこで、選手達が最高のパフォーマンスが発揮できるように努めていきます。

会場では声は出せませんが画面越し、会場お越しになる方は、

心の中でご声援いただけると嬉しいです!